遠い理想の本棚への道のり

読書家にとっての「理想の本棚」とは、どういう本棚なのだろうか?ジャンル別に整頓されていて遠目から見てもスッキリとしており、オーダーメイド本棚で作ればインテリアとしても悪くなく、たまに来る客人の目に入っても自慢できると尚いい。

しかし、実際に整理し出すと「理想の本棚」への道は遠い。本を整理し出すと必ず出くわすのが、どういう基準で整理し並べていくかである。まず思いつくのが、「仕事」「趣味」「実用」という利用目的別なのだが、それぞれの量が一律では無いので、実際に本棚へ並べた時に一つの列に仕事と趣味が混在したりしがちになる。

それでは整理した甲斐も無く目指す理想の本棚は遠のいて行く。また本のサイズが新たな問題を呼び起こす。新書判もあれば、A6判もある。ムックとかになればA4判と大き目サイズになってしまう。

そして次なる課題が背表紙の色だ。赤だったり、黄色だったりして並べていくとインテリアどころでは無くなってしまう。試行錯誤していくうちに「一体何のために本棚を整理しているのだろう?」と自問自答してしまう始末である。

暫く悩んだ末に疲れてしまい本を元に戻し、「また今度にしよう」と呟き溜息が出てしまう。